佐野市サッカー協会沿革 | 一般社団法人 佐野市サッカー協会

協会のビジョン
サッカーを通じて地域の人々が幸せを感じる環境をつくりあげる

協会のミッション
人と人との交流の場をつくる。自立できる人間をつくる。多くの思い出と感動をつくる。

協会について About Sano City Football Association

正式名称 一般社団法人佐野市サッカー協会

代  表  者 渡辺 孝

設  立 1982年 (昭和57年)

会長あいさつ

2023年6月17日の社員総会で一般社団法人佐野市サッカー協会の第5代会長に就任した渡辺孝と申します。当日は、金子市長様をはじめ多くの御来賓のご臨席を賜り、創立40周年並びに社団法人化祝賀会を開催できましたことを感謝申し上げます。

協会と親交の深い前田秀樹さんの書かれた「勝利と幸福を求めるチーム強化論」(竹書房)はぜひご一読いただければと思います。奇しくも協会のビジョンにも「幸せ」が謳ってあります。前田さんの本の86頁には、「今日来た子どもが明日も来たいと思う指導」という項目が有ります。前田さんのサッカーに取り組む姿勢・哲学に大いに学ばなければなりません。
過去の協会の歩みは、40年の歩みをまとめた沿革史をご覧ください。40年前には、佐野市はサッカー普及後進地でした。佐野市のサッカー関係者とそれを応援していただいている皆様の努力により、陸上競技場と2面の人工芝球技場を会場として、「JA全農関東少年サッカー大会」が開ける環境になりました。

今後、協会の取り組むべき課題は山積しています。

まずは、各種補助金の申請・企業協賛金を募って財政基盤を強化します。
40年前の原点に戻って、キンダー・キッズのフェスティバル、毎年100名近いサッカー未経験者が参加する「こどもの街サッカー教室」を活用して普及に取り組む。
女子の競技人口の拡大強化。
中体連部活動の地域移行の受け皿となる佐野市スポーツ協会への全面的な協力。全てのスポーツ文化関係者と協力しないとスムーズな移行は実現しません。生徒指導・人間教育・保護者の負担軽減がポイントになると思います。

かつて、16チームあった社会人のサッカーチームの復活。
JA全農杯・さのまるカップのようなスポーツツーリズムに貢献できる大会の誘致開催。
完成後12年を経過する「ハートフル保険フィールド」人工芝の張替えも急務です。
最後に、大きな目標を掲げます。Jリーグの試合も開催可能な「365日人々が集う多機能複合型スタジアム」の建設です。けして夢ではありません。実現するという強い意志の下に取り組みたいと思います。

2023年7月
佐野市サッカー協会
会 長  渡辺 孝

協会沿革

昭和57昭57.4.1、佐野サッカー協会創立。初代、張谷文男会長就任。
昭和58第1回佐野市長杯サッカー大会開催。(昭59.2.5)
昭和6211月20日 松本育夫氏のサッカー教室と講演会。(城北小PTA主催)
昭和63
平成1旗川緑地(石塚サッカー場)使用について、市教育長と張谷会長が覚書を交わす。
 第1回市総合サッカー大会開催。37チーム参加。
平成2佐野市民体育祭にオープン参加。
平成3第2代、小林繁二会長就任。
 6月6日 「公式サッカー場建設に関する陳情書」提出。佐野市議会にて全会一致で採択。
 6月27日 市民体育祭サッカー競技正式決定。体協旗川支部長篠崎貞一郎市議尽力。
 1月20日 旗川FC、栃木県少年サッカー新人大会優勝(神戸市長杯国際大会出場)
平成411月10日 旗川FC、第20回栃木県少年サッカー選手権大会優勝
平成611月23日 池田誠剛氏による少年サッカー教室、指導者講習会(鳳凰会館)
平成7第3代、砂川浩会長就任。
 池田誠剛氏による月1回のサッカー教室スタート(こどもの街サッカー教室)
平成89月8日 天然芝の運動公園多目的球技場オープン。
 記念試合、市長杯クラブの部決勝・犬伏FC対佐野SSS、武南高校対佐野日大高校。
平成12平13.2.24 第1回前田秀樹賞表彰式。(市民体育館会議室)
平成13平14.3.2 FC東京小林成光、鹿島戦で2ゴール2アシストの大活躍。
平成1411月17日 佐野サッカー協会創立20周年記念式典。(ホテルサンルート佐野)
平成154月27日 佐野高校サッカー同好会、初の高体連公式戦出場。
 10月11日 北中学校サッカー部、県中体連新人サッカー大会優勝。
平成17佐野高校、サッカー部発足。
平成19栃木県体育協会より、マイタウンスポーツ事業の指定を受ける。(2年間)
 マイタウン事業による「葛生サッカースクール」スタート。
平成20手塚貴子氏によるママ&キッズサッカー教室。(フットエナジー)
 平21.2.8、マイタウンスポーツ事業報告会・小林成光に感謝する会(マリアージュ仙水)
平成21マリノス(タウン)遠征開始。この後、毎年実施。
平成23財団法人栃木県体育協会から、スポーツ優良団体を受賞する。
 9月6日 本協会顧問寺内冨士夫市議、市議会にてクールタイプ人工芝の必要性を訴える。
 平24年3月、国内最高水準の温度抑制型人工芝グランド完成。
平成244月7日 多目的球技場、人工芝化記念サッカーフェスティバル実施。(ゲスト、前園真聖氏)
 5月20日 協会創立30周年記念式典(ホテルサンルート佐野)
 7月22日 廃部に危機を乗り越えて、田沼西中サッカー部、中体連、夏の佐野市総体優勝。
 7月29日 村上今日子氏による女子サッカークリニック(みかもリフレッシュセンター)
 11月10日・30日 キッズなでしこサッカーフェスティバル(多目的球技場)
 ザスパ草津群馬小林竜樹、クラブ史上初のハットトリック達成。
平成2610月9日 文部科学省より生涯スポーツ優良団体を受賞する。
平成28第4代、田口英夫会長就任。
 9月19日 第10回 栃木県サッカーファミリーフェスティバルin佐野開催
 11月6日 ドリームサッカー開催 指導者講習会・小学生サッカー教室
      ドリームチーム(日本代表OB) vs 佐野市選抜チーム
 佐野日大高校、全国高校サッカー選手権ベスト4の快挙。(2017年1月) 
平成29ザスパ群馬小林竜樹、J通算200試合出場達成(引退時249試合)
平成30佐野市サッカー協会のビジョン、ミッションを策定。
令和14月1日 一般社団法人佐野市サッカー協会発足。(田口英夫理事長)
令和3運動公園運動広場に、新人工芝球技場完成。(ナイター照明完備)
令和4第2多目的球技場のネーミングライツ 「ハートフル保険フィールド」に決定
 第1多目的球技場  〃 「コンチネンタルホームフィールド」に決定

主な事業内容 Historical Earnings

「こどもの街サッカー教室の実施」

 こどもの街サッカー教室が開催されてから、20年(1995年~実施)が過ぎました。この教室の目的は、佐野市の小中学生のサッカーのレベルを向上させるとともに、将来も継続してサッカーを続け、地域に貢献できる選手を育成することです。さらに、小中学生の指導者も研修に励み指導力の向上に努める目的もあります。
 この間、講師の方も代わり、現在はプリュスサッカースクールコーチの戸倉健一郎さんに講師を行っていただいております。戸倉さんの経歴は、神奈川県桐蔭学園高校にて全国大会出場、青山学院大学出身、Jリーグ東京ベルディ1969に在籍し、その後ガンバ大阪、京都パープルサンガ、ベルマーレ平塚を経て、現在サッカースクールコーチを行い、平成17年度から佐野市で指導されています。

「協会技術部による横浜マリノスとの交流」

毎年実施をしている佐野選抜チーム6年生によるマリノスタウン遠征。
Jの下部組織との実践によって、トップレベルのサッカー観を養っています。

佐野市が抱える課題への取組み

「観光立市に貢献する事業展開について」

 なでしこのワールドカップ優勝・国民栄誉賞受賞、サムライブルーの活躍・香川や長友・本田の海外での活躍など今やサッカー人気は野球を凌ぐ勢いです。小学生・中学部活・ジュニアユース・高校・ユース・大学・社会人・各年代の女子チーム対象の各種大会や合宿が盛んに行われています。
 波崎を始め、サッカー合宿を観光のメインに据える地域も増えてきました。佐野市の交通アクセスはこれらの地域に比べると格段に優位です。佐野市サッカー協会は、市の最先端人工芝球技場整備の投資に報いるために、佐野市の観光立市宣言に貢献します。
 その第一弾の大会として「佐野市ユースカップ2012」を多目的球技場をメイン会場として、今年の8月7日~10日までの4日間に亘って開催しました。束は宮城、西は広島といった全国の競合チームが集い、大きな経済効果を生みだしています。
 佐野のサッカーを取り巻く環境においては、出流原パーキング付近に整備予定の競技場や田沼高校グランド跡地グランドの整備活用により遠方からチームを招待して、各年代の宿泊を伴う交流大会を開催することが可能です。このようなイベントを通じてラーメン・アウトレットだけでないサッカー合宿のメッカ佐野市をアピールすることにも寄与していきたいと取り組んでいます。将来的には市郊外に多くの芝のサッカー場を整備することにより、波崎を凌ぐサッカー合宿のメッカも夢ではありません。

佐野市サッカー協会会長 渡辺 孝